― 自分に合った働き方を見つけるために ―
障がいのある方の「働く力」を支える制度として、「就労継続支援A型」と「就労継続支援B型」があります。
どちらも、一般企業での就労が難しい方に「働く場」と「支援」を提供する福祉サービスですが、その仕組みや目的には大きな違いがあります。ここでは、A型とB型の特徴や違いをわかりやすく解説します。
🏢 就労継続支援A型とは
就労継続支援A型は、「雇用契約を結んで働く」ことが特徴です。
利用者は事業所と正式に雇用契約を結び、労働基準法に基づいて給料(最低賃金以上)が支払われます。
主な特徴
- 雇用契約あり(給与支給)
- 勤務時間・シフトが決まっている
- 社会保険加入の対象になることもある
- 事業所が企業的な経営を行う
- 一般就労を目指すステップとして利用する方も多い
対象となる方
- 一定の作業能力や勤務継続が可能な方
- 一般就労への移行を目指している方
🌿 就労継続支援B型とは
就労継続支援B型は、「雇用契約を結ばずに作業に取り組む」スタイルの支援です。
利用者は自分のペースで通い、作業に応じて「工賃」が支払われます。
主な特徴
- 雇用契約なし(工賃支給)
- 出勤日や作業時間を柔軟に設定できる
- 体調や障がいの状態に合わせて働ける
- 作業内容は軽作業や創作活動など多様
- 社会参加や生活リズムの維持を重視
対象となる方
- 一般就労やA型の働き方が難しい方
- 体調に波がある方や、ゆるやかに社会参加したい方
⚖️ A型とB型の主な違いまとめ
| 比較項目 | A型 | B型 |
|---|---|---|
| 契約形態 | 雇用契約あり | 雇用契約なし |
| 収入 | 給与(最低賃金以上) | 工賃(事業所ごとに異なる) |
| 働き方 | 決まった時間・シフトで勤務 | 体調やペースに合わせて通所 |
| 目的 | 一般就労への移行を目指す | 社会参加・生活リズムの安定 |
| 対象者 | 一定の作業能力がある方 | 体調面に配慮が必要な方 |
| 保険加入 | 対象になる場合あり | 対象外 |
自分に合った「働く形」を選ぶことが大切
A型もB型も、「働くことをあきらめない」ための大切な支援です。
大事なのは、自分の体調・生活リズム・将来の希望に合った働き方を選ぶこと。
北摂地域には、さまざまなA型・B型事業所があり、見学や体験を受け付けているところも多くあります。
就労支援の相談は、市町村の障がい福祉課や相談支援専門員に相談するのもおすすめです。
🏠 ふくつな編集部より
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